ハッチバックとは

ハッチバックとは車の一形状であり、リアデッキを持たずリアにバックドアを備えた2ボックススタイルの車のことを言います。リアゲートを持つという意味では、ミニバンやワゴンも同様なのですが、これらと区別するために立体駐車場への駐車も可能な全高1550㎜以下に留めたスモールクラスからミディアムクラスを指して呼ばれることが多い様です。この形式の車は元々趣味性が強く、2ボックスのリアハッチという形状を採っていることも、居住空間や荷室の確保ではなくデザイン上の観点からです。この形式の車種の歴史は3ボックスのセダンより新しいのですが、ルノー4が先鞭を付けVWのゴルフで大々的に普及する様になりました。日本においては、70年代のマツダファミリア、トヨタスターレット、ホンダシビックあたりが火付け役でしょう。古くから排気量は2Lを超えることはなく、パワーのあるエンジンも積まれず、FFが圧倒的多数を占めています。絶対的なパワーは決して高くありませんが、エンジンが概してショートストローク型で足回りがコーナリング向きにセッティングされた、もはやひとつのスポーツカーと言えるフランス等のホットハッチといった車種も存在します。ガリバーの評判が気になります。
90年初頭のバブル期の頃までの日本では3ボックスセダンやクーペのカウンター的な車種と見なされ、ややもすると下位車種の典型モデルと見なす向きも少なくありませんでしたが、RVブーム以降、今日にかけて3ボックス車を圧倒しミニバンと並んで最も普及する車種となりました。
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